ニッポンの夏、ひきこもりの夏。

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 今年の夏はどこへ出掛けるでもなく引きこもっていたので、たまには花火でもやるか、という事になりました。

家で花火なんて小学生以来かもしれない。なので当然、おかだんごとやるのも初めて。

そう考えると凄くワクワクするなぁ・・ということで、ネットで好き放題注文してみました。

 

私は線香花火と噴出花火が好きなので、かなり偏重したラインナップです。(あとはおかだんごのリクエスト品+α)

 

 

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おかだんごが回転系や鳥籠が欲しいと言っていたので、それならこれも・・と思って買った「にこにこスパーク」。

届いてすぐ本人に「こういうのも好きかなと思って頼んどいたよ!」って言ったら「こういう花火、子供の頃から意味わからんかった」と云われ、ひどくションボリ致しました。

なんでだろう?顔を取ったらNTTのマークになるから?

 

 

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小さい頃は噴出花火が大好きでお気に入りの銘柄があったんだけど、残念ながらどれだけ探しても見つかりませんでした。

これはその代わりに買った「黄金樹」。流通している殆どの銘柄の燃焼動画を比較した中で、一番綺麗だった物です。

実際にやってみると、思った通り、凄〜く良かった。*1

元気系・派手系ではないけど、綺麗系という事で言えば間違いなく最高の一本だと思う。

値段も200円しないので、とってもリーズナブル。

 

 

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さあ、もう少しで夜だぞー。

それまで「自称ベルビア100モード」で遊んでみよう。

本物のベルビアはさておき、フジのフィルムシミュレーションモードよりは再現度が高いと思うので、撮るだけで楽しい。

 

 

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そして、お待ちかねの夜。

 

 

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まずは、おかだんごにボロクソ言われた「にこにこスパーク」じゃ。

バッチバチィ〜!! どうだ、結構悪くないだろう。

むしろアーク溶接的なインダストリアルのエクスタシーがあって良くない?

 

 

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ススキ花火。ばしゅうう〜っ。

フィルムっぽい画でこういうのを撮ると、東宝特撮のロケット噴射的な、別のカッコ良さを感じます。

 

 

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次は国産線香花火群。

まずは筒井時正玩具花火製造所のスボテ牡丹「西の線香花火」。

 

 

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シュボボッ!っと良い火花が出ています。

関西のスボテ牡丹は上向きにして遊ばないと、火球がすぐに落下して残念な事になるので注意が必要。

 

 

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これは何だったかな〜。忘れてしまいました。

 

 

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チリチリチリ・・・・ヒョヒョヒョ・・

 

 

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ヒョヒョッ・・・

 

 

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これは大江戸牡丹か牡丹桜のどっちか(三州火工)。

ボボッ!シュボボッ!!っと文字通り牡丹のように大きい火花で、これぞ日本の線香花火!という感じ。カッコいい。

 

 

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線が細く繊細でありながら、火花は大きくダイナミック。色々試した中でおかだんご一番のお気に入りになりました。

 

 

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手持ちで長秒シャッターの限界に挑戦。

根性で8秒いってやる!と頑張っていたのですが、半分くらい経ったところでおかだんごが「プゥ〜〜ッ!」っと一発かましやがりまして、笑いを堪えきれずブレブレになってしまいました。

なんでこういう時に限って出てしまうのか。これが「家族」というやつなのか・・。

 

 

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リベンジじゃ!盛大にいったれーー!

彼岸花というか毛細血管というか、凝縮された時間の軌跡、そのグッチャグチャさ加減が見ていて飽きない。

長秒シャッターはあまり趣味じゃないのですが、相手が線香花火だと火花が飛んでくれるタイミングが限られていて、通常のシャッター速度だと「それらしく」撮れないんですよね。

 

 

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散り際の粘り。筒井時正の「東の線香花火」は後半の燃焼時間が長く、かなり楽しめます。

 

 

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こちらは、のっけから火球が落ちそう・・シュボッ!!

 

 

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片側へ一気にシュパァァッ!!っと。三式弾が炸裂したような感じ。

 

 

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ヒョヒョヒョ・・・

 

 

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この散り際の繊細な火花がイイんですねー。滑らかで、時にヒュンと曲がり、終わるかと思いきや盛り返したりして。

風やブレの影響で早々に落ちたり、当たり外れもありつつ、長く楽しもうと頑張ったところで必ずしも思い通りにいかないところが、人生に喩えられる所以かもしれません。

私たちはあと何回、こうして楽しむことができるんだろうね。

 

 

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 チリチリ・・・ヒョヒョ・・・

 

 

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煙が紅く棚引いて、良い味出してるなあ。

やっぱり花火は線香(と噴出)が好きだなー、と改めて思った2018年の夏でした。

残りは除湿剤と一緒にケースに入れて保管し、来年以降の楽しみに取っておこうと思います。

 

 

 

*1:噴き出している所を100%楽しむことに徹したので、今回は着火後の写真はございません。