ニコン・オールドカタログまつり

 

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先週末はものすごい豪雨に怯えて過ごしていた。

しかし、やがて雨も上がり、すごく良いものが届いた。

某フリマで手に入れた、ニコンの旧カタログセット。

FEにFA、総合カタログにアクセサリー、価格表など、ウチにとっては「どストライク」な面々だったので速攻で確保。

気になるお値段なんと、全部で送料込み500円。まだ読んでないのに凄く得した気分。*1

じゃあ、ゆっくりと眺めてみよう。

 

 

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まずはFE。シンプルニコンだそうです。

余計な機能が付いていませんよー、ということか?

 

 

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んん〜、このレタリング感満載のフォント、良いですね〜。

海と空の蒼と碧、はじけるようなレモンイエローに、謎の白い板に置かれたFE。

確かに感覚的にすばらしく良い感じが漂っております。おフィルムはベルビアでしょうか。さすが感覚派(謎

 

 

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絞り優先オートが売りらしい。私はデジカメで絞り優先オートを99%くらい使っているので、これはピッタリだ。

 

 

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逆光をモノにしたいなら露出補正をちゃんとやれ、という話。文は丁寧なのに見出しに溢れる征服欲。

 

 

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電子回路のシンプルさが売りみたい。シンプルニコンの真髄ですね。

ゴチャゴチャ詰め込むと複雑になるぶん、デリケートで故障しやすいから「そういうのは違うんだぜ」的なお話です。

確かにFEは今でも修理OKの店が多い(故障は電装系以外が多い)ので、この主張は間違っていなかったんだ。

そして隣のポンチ絵も良い味を出しております。極力フレキを使わずにリード線で配線されている所が実に素晴らしい。

昔ながらのメカニカルなパーツ群の中、ペンタ部にまるで電脳とばかり配されたメイン基盤から、その隙間を縫うように伸びたケーブルが織りなす絶妙なサイボーグ感。つまり一言でいうと「カッコイイ」となります。

 

 

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まさかこんな所にベアリングが入っているなんて、思いもしなかった。

確かにPEN EE-3とは剛性感とか滑らかさの次元が違ったけど、そういう事なんですね。。

 

 

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で、比較にとFE2のカタログも見てみた。

うん。基盤がひとつ増えたぶん強化はされてるけど、あくまで「基本はシンプル」と言う感じ。これは良い流れ。

シャッター幕もハニカム構造で強化されているらしいので、ちょっと羨ましい。

でもハニカムってボコボコしてるぶんゴミ噛みやすいんじゃない?大丈夫?

シャッター幕自体の強度は上がっても、結果として逆に壊れやすいのでは・・と心配になる件。

 

 

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お次はFA。マルチニコンとは一体、どういうマルチなのか。

 

 

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キャッチコピーの漲り方がすごい。ものすごい自信。

 

 

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溢れ出す支配欲。

 

 

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FEみたいに逆光時に露出補正を入れなくても、プログラムオートでこんなに写るよ!と。

たぶんこの構図だと、中央重点測光の旧機種では画面中央の空で露出を取るから重度のアンダーになるところを、FAならマルチ測光でこの通り人物もシルエットにならず綺麗に写りますよ!という事なんだろう。マルチニコンってそういう事か。

これは使いやすそう。逆に今まで中央重点測光を使った事がないので、FEはちょいと使いにくそうだなぁ・・。

 

 

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要約すると「スゴいものがコンパクトに纏まってんだぜ」という話。

もはやシンプルさを売り文句にするようなカメラではない、とにかく世界初で凄いんだ、という事なんですが、今や部品払底により、デジカメよろしくほぼ修理不能となっているようです。

やっぱり機械式の寿命には勝てないね〜。

 

 

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こちらはカメラ総合カタログ。

あ、これはデザイン整ってるな、良いな〜と思って調べてみたら、ジウジアーロでした。

聞いてはいたけど、80年代って本当にジウジアーロ祭りなんだなあ。

 

 

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でもコイツの方がもっと格好良い・・・!!

時代的にファーストガンダムの後だからか、大河原邦男氏デザインの息吹を感じるようなSF感漂う仕上がりが素晴らしい。

PENTAXにもMZ-Sという松本零士氏ライクな上面を持つカメラがあるけど、あれは90年代後半の成分がビミョーに邪魔をしていると思うんだ。もしMZ-Sのガワが80年代に作られていたらもっと濃ゆい、カッコいい物になったのでは・・と惜しまれる。

やっぱりレイジ・マツモト風といえばソニースカイセンサーだよねー。*2

おっと、脱線脱線。

 

 

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あ、これ父が持ってたやつだ。

定価3万円らしいけど、今作ったら5万はするんじゃないか??

凄く良い物なのに、中がちょいとカビてる気配があって猛烈に残念。

 

 

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どうせ値段が書いてあるだけでしょー、とあまり期待してなかった価格表。

 

 

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あっ・・絵と相関図付きで凄くいっぱい載ってる。良い意味で思ってたのと違う。。

これは当時の「現行機種」を知る手がかりになったり、当時の定価と現在の中古価格を比較するのにとても便利なのでは?

 

 

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カメラも、レンズも、全部余す事なく載っている。

修理中のFEが実は安くて凹んだり、修理不可で待機中のFAが実は高くて凹んだり、F4ズームだと舐めていた25mm-50mmが135mmF2に迫る10万円オーバーのプライスでびっくりしたり、眺めているだけで凄く楽しめる。

 

 

・・・で、FAの修理どうしようかな。(まだ悩んでいる)

 FEとレンズ2本で5万5千円オーバーの修理費は確定しているので、正直かなりキツい。

はじめに相談したキィートスさんとユーシーエスさんは部品払底で修理不能、次に相談した横浜の某修理屋さんに至っては返事すら来ないという有様で、なんだかなーという状況です。

やっぱり新品の保守パーツがないと中古の状態の良い個体から引っ張ってくるしかないし、どのみち製造から時を経ているので修理後にすぐ故障、という可能性もなくはない訳で、FAの場合は総合的に「ハードルが高い」という印象が拭えない。

その高いハードルを越えるか越えないかは自由なんだけど・・・う〜ん。

そこの判断が難しいですね〜。

 

 

*1:出品者さん、良い物をありがとうございました。

*2:年齢20歳くらいサバ読んでんじゃねぇか疑惑をかけられる発言。