PENTAX KPは手持ちリアレゾの夢を見るか?

  

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今回はこの記事で使用した一眼レフカメラPENTAX KPのファームウエアアップデートへの期待について。

細かい所だとスマートファンクションのアウトドアモニター切り替えで赤色画面表示も選択出来るようにしてくれ!という希望もあったりするのだが、それは一旦置いといて、今春登場するK-1 Mk.IIに搭載されるリアルレゾリューションシステムII(通称手持ちリアレゾ、以降RRSII)を目下の目玉機能としてKPにも搭載すべきじゃないか?というお話。

 

これはRRSIIが既存のSR(手ぶれ補正)ユニットそのままに、動作プログラムの改修によって実現した技術であるという前提での話だが、既にアクセラレータが載っているKPには、単純に考えればMk.IIのファームを最適化するだけで実装できるはずだ。

しかし、ここで問題になるのがセンサーの画素ピッチ。フルサイズ3600万画素=1画素4.90μmに比べてAPS-C2400万画素=1画素3.92μmと、約1μm(約20%、面積比67%)も小さくなるので、そのぶん高い制御技術が求められることになる。

もしこのK-1=4.9μmという数値がキーになるのであれば、K-1のセンサーをMk.IIでより高画素なものにアップデートしなかった理由の一つである、という可能性を推測できるし、RRSIIが近い将来、KPに搭載される可能性についてあまり期待しない方が良いのではないか、というふうに考えることもできる。

もし私がメーカーの人間でK-3IIの後継機を開発している状況にあれば、目玉機能に据えることのできるRRSIIを1年前に発売したユルめのKPに搭載するより、ハイエンドAPS-Cを謳ってK-3IIの後継機に搭載して売り出した方が「儲かる」のではないかと考えるだろう。手持ちリアレゾこそユーザーフレンドリーなKPに相応しいのだが、その声には聞こえないフリをして。

しかしこれは、リコーさんが普通のメーカーであったなら、という仮定での話でもある。

公式で改造プランを出すほど真摯で実直なリコーさんだからこそ、KPにも期待を抱いてしまうのがファン心理というものだ。

この際「SRバッジの変更」が必要という口実で、低価格でアップデートサービスを受け付けても良いのではないだろうか。テレビゲームの有料DLC(追加コンテンツ)のような扱いで、必要な人は対価を支払うことで入手できる、という業界初の試みだ。K-3IIIが24MPセンサーを予定しているならプログラムも流用できるし、ファンにも愛されて一石二鳥ではないだろうか。

そもそもK-70に比べ、性能に対して割高感のあるKPはRRSII込みでようやく値段なり、という見方だって出来る。それなら尚更実装してもらわないと困るし、発売から1年しか経っていない魅力的なカメラを「惜しい」ポジションのまま腐らせてしまうのは勿体無いというものだ。

だから是非、是非!アップデートをお願いします!!ということで、今回の記事を締めたいと思う。

 

 

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