プラモデルの話【その2】

 

 

さてさて、引き続きプラモの話をば。

 

で、なぜ高校の頃に復活したのかというと、前回の最後でTVゲームにハマっていた話を書いた通り、ゲームが原因なのです。

当時のゲームはポリゴンが粗くカクカクで、ちょうどペーパークラフトのような感じでした。

グラフィックを眺めているだけで満足できるようなものでもなく、なんとも言えぬ歯がゆさのせいか、いい感じに刺激されてそのまま模型を作りたくなった、という流れだったのだと思います。

画像や動画も程よく画質が悪い(低解像度や高圧縮率)と脳の補完機能が理想形を作り出すので、それに近いかもしれません。

こうしていのだんごは、提督の決断(WW2ゲーム)をやって軍艦を作り、コンバットチョロQ(戦車改造アクションゲーム)をやって戦車を作り、グランツーリスモ(ドライビング&カーライフシミュレータ)をやって車を作り・・というふうにして、二足のわらじで再びプラモ製作へと舞い戻るのでありました。 

 

 

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それでは、ここからは生き残っているプラモ達を久しぶりにみかん箱から出して、写真付きでお送りします。

手前からアオシマ長門(第二次改装前)、ハセガワの金剛、タミヤ大鳳の計3隻で、すべてウォーターライン1/700。

金剛は手抜き塗装の素組み、大鳳に至っては艤装途中で未完という有様で、長門だけは頑張って作った覚えがあります。

長門は当時まだ新金型にリニューアルされて間もない頃で、現在のように第二次改装前を再現したマニアックなキットまでラインナップされていませんでした。このため手元に一枚だけあった古いモノクロ写真を頼りに「ここどうなってんだ??」と顔をしかめつつ、キットとはまったく形状の違うパーツをイチから手探りで作るしかありませんでした。

 

具体的には、

・艦首上方の形状を垂直に変更、整形

・前鐘楼をプラ板とプラ棒でスクラッチビルド

・屈曲煙突をエポキシパテでスクラッチビルド

・8cm単装高角砲7基をスクラッチビルド

・艦尾延長前の状態を再現するため艦尾を切断し、プラ板で骨組みを作りパテで整形、モールドを追加

くらいの事をやったと思います。

 

今となっては見れば見るほど間違いだらけで、おまけに彼方此方が折れて空襲にでも遭ったのかというような無残な姿になっていますが、アクリル筆塗りながら良い雰囲気に仕上がっていて思い出深い一隻だったりします。 

 

 

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これはチャチャッと作ったタミヤM4シャーマン後期型。あらやだ埃まみれ。

そして車体上部の接着が外れてパッカーンとなっております。

この際リモコンタンクに改造してやってもいいのですが、さすがにコイツではやる気が出ないし、やっぱりお蔵入りですね。

小学生の頃は従兄弟に貰ったタミヤの1/35MMシリーズのM1エイブラムス を「普通に作っても面白くないや」と同じくタミヤ2chギアボックスを組み込んでリモコンタンク化(調べたら偶然サイズが一致し難なく成功)し、畑やそこらをギュイギュイ言わせながら走らせたものですが、どれだけ出来が良くても手元のリモコンと線で繋がっている以上「犬の散歩してる感」からは逃れられないというジレンマに陥ってしまうので、やるならラジコン化なんですけど。それなら新しいの作るわ!っていう。

やっぱり、おカネ持ってる大人はラジコンに行きますよね〜。

 

 

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次はタミヤ1/24のマツダ787B。私が今までに作ったプラモの中で、おそらく一番気合を入れて作ったモデルかもしれません。

なんたって日本車で唯一ル・マン総合優勝を勝ち取った栄光のマシンです。マツダ党としては国宝に等しい存在ですから、いざ作るとなれば手を抜くわけにはいきません。

限りなく実車に近づけてやろうと画策し、20世紀がいよいよ終わりへと差し掛かる中、資料集めにネットを右へ左へ飛び回り、乏しくもある程度の画像を確保、考証を重ねては手を加え、という作業を繰り返しました。

当時のネットは今のように何でも情報が満ち満ちていた訳ではなく、また情報の正確性に「?」マークが付くものも当然ながら混ざっていた為、エンジンの画像ひとつ取っても「767Bのものか787Bのものか判別が難しい」というような状況でした。

それをネット上で調べたエンジンの仕様等から再度チェックして、この画像のエンジンには◯◯が付いてないから767Bのもので、このサイトのは間違ってる。これは787Bで正解、と言う風に絞り込み、その画像を元に工作を加えていきました。

プラグケーブルの追加工作、連続可変吸気機構の再現、説明書には記載のない正確な塗装などなど。

そして凝りすぎ&慣れない車の模型に慎重を期すあまり、遅々として作業は進まずいつしか放置へ、という顛末を迎えます。

当時のネット画像は解像度の低いものしかなかったので、エンジン展示用のインテークの蓋まで一緒にモールドしていたりしてちょっと可笑しいのですが、今では資料の入手も容易なので、いつか完全体として完成させたい一台です。

 

 

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XJR-9LM・・・なんだこりゃ?

これは何故作ったのかよく覚えていません。 塗装も終わって後は組むだけなのに、何故ここで放ったらかしなのか。

時系列的には787Bの後だと思うので、同じグループCカーで軽く練習しようと思ったんでしょうか。

内容をきちんと調べていないので、実は部品を無くしてやる気が無くなったとか、そういう事情がありそうな気もします。

完成したらラッキー!くらいな感じで、これはおかだんごの練習用にあげちゃおう。 

 

 

【次回に続きます】