機動戦士ガンダム主題歌「翔べ!ガンダム」に込められた男根主義

※酷い記事なので下ネタが苦手な方はリターンプリーズ。

 

f:id:inodango:20200318165203j:plain

ネット上で誰もこの類の考察を書いていなかったので、ちょっと書き置きを。

 

 

 

はじめに

私が初めてファーストガンダムを観たのはかれこれ十年以上前、大学1年生の頃でした。

友人がレンタルしたTV版を飛び飛びに観せてもらった程度ではありましたが、SFアニメの最高峰は宇宙戦艦ヤマト」だと信じて疑わなかった心を一気に上書きしてくるかのような濃密な構成に、日々目を奪われたことを憶えています。*1

以後再視聴の機会なく2020年を迎えるに至った訳ですが、今更ながらTVシリーズを全て観直す機会があり、意外にも長年抱いていた主題歌に対するモヤつきが一気に晴れてスッキリしてしまったので、その思考過程を以下に纏めたいと思います。

 

 

 

ヘンな歌詞の主題歌「翔べ!ガンダム

この曲、読んでいくとかなり複雑な要素がごちゃ混ぜでぶち込まれていますね。

Aメロ後半の「きみよ走れ」「きみよ掴め」という物語上の登場人物にスポットを当てたフレーズがあれば「巨大な敵を撃て」とか「正義の怒りをぶつけろ」なんていう、主にスポンサーからの要求を「無理やりねじ込んだ」事による軽薄感ただようフレーズもあって、読めば読むほどゴタゴタした印象を感じる歌詞運びとなっています。

大筋の考察は3月にオタキングこと岡田斗司夫さんが公式動画(無料版)で話されていた通りなので、真面目な考察を見たい!という方はそちらを観て頂ければと思います。

ただ、岡田さんも「燃え上がれ」の部分を「不思議な歌詞」と仰っていたように、13番のAメロ前半は後半のフレーズと完全に断絶されていて、後半のメッセージ性に比べて不思議なほど「浮いている」んですよね。

そしてその違和感は、私が大学1年の頃に友人宅のDVDファーストガンダムを初めて観て以来、10年以上に渡ってぼんやりと感じていた事でもありました。

では、そのモヤモヤが今になって霧のように晴れたのは何故なのか?

次項はその理由について解説します。

 

 

 

ガンダム大地に勃つ

兵器というのは基本的に男根主義の象徴で、それが時代における象徴的なものであれば、よりその象徴性は強くなります。

ガンダムという名前を男根主義的に解釈すると、発射するためのものがガン(竿)で、溜め込むものがダム(玉)ですね。

だから一番の頭で燃え上がって、二番で勃ち上がる。

たったの3行で説明できちゃう完全な出落ちで申し訳ありませんが、この後は本当にしょーもない話(けどある程度は深い)なので、お好きな方だけお付き合い下さいませ。

 

・・で、そこで生まれるのが三番の「蘇えるガンダム」って何?という疑問。

たぶんあれは、二番のサビの前にある「恐怖をはらってイけよイけよ」の所で、童貞くんに「怖がらなくていいのよ?」という感じで突撃を促し、「渦巻く血潮を燃やせガンダム」のあたりで海綿体エネルギー充填120%からのサビ終了で昇天、アンニュイな感じの間奏(事後)を経たうえで、改めて三番の頭で勃ちが「蘇える」という事ですね。

だからその後に「きみよ掴め」で早くコツを掴めと言って、「愛にふるえる心があるなら」「飛べよ飛べよ」と言って愛のトリップを促す訳です。

最終的には「銀河へ向かって飛べよ」となって、銀河は恐らく生命のメタファーでしょうから・・・

きっと受精でもしちゃうんでしょうね。

銀河=生命というイメージはガンダムIIIの劇中アムロララァを殺してしまった直後、波ザブーンから銀河をバックに海が映るシーンに集約される訳ですが、あのシーンのアムロのやりきれない悲しみに対して、テレビ版のOPでは能天気な音楽に乗せて「銀河へ向かって翔べ!」とか言い放っちゃう訳ですから、富野さんも人が悪いよなぁ!(超絶褒め笑い)と思います。

・・ということで、我ながらなんとも酷い解説ですが、こんな感じで考えると13番の歌詞運びはとても自然で腑に落ちるし、何より富野さんなら「やりそう」だなという事で、凄く納得した訳です。

 

 

 

8bit LIBIDO

そこでもうひとつ。長年引っかかっていた、事あるごとに入ってくる「ポコポン♪」という能天気なシンセの音。

あれは多分、おちんちんがピクピクしている音なんだろうなと。

はずむ男根と男根主義の八面六臂をかけるセンスも素晴らしいですが、それをあの能天気でリズミカルなノリで偽装してくるとは、改めて富野監督は凄い人だなと思います。(笑*2

そういう意味では、糸井重里さんがSFC用ゲーム「糸井重里バス釣りNo.1」で魚がバイトした時の音を発注するときに「若いおちんちんがピクピクするような音」という表現で伝えた、という話にも通じる部分があるなと思いました。

だって、感度(音程)は多少違うにしても、音の種類としてはほぼ同じですから。*3

言うなれば、あどけなさが残る可愛いおちんちんの音が「翔べ!ガンダム」で、若々しいおちんちんが勃ち切ったときの、活き活きとしたレスポンス感がバス釣りNo.1の音という感じでしょうか

話をガンダム本編に戻せば、その「立派なモノが勃ち始めた感じ」というのが、まさに宇宙世紀における白いモビルスーツ伝説のはじまりを告げる音であって、主題歌には登場しませんけど・・恐らくガンダムIIIの頃になってアムロが本格的にニュータイプに覚醒し、マグネットコーティングが施されたガンダムを操って一騎当千の活躍を繰り広げるようになった頃には、あのOPの可愛らしいポコポンじゃだめで、やはりバス釣りNo.1のような感度の高い音でなければならない筈なんです。

 

かくして「翔べ!ガンダム」は珍曲ならぬチン曲だった、というお話だった訳ですが・・。

(皆の衆、よくここまで読み切ったな!) 

 

コロナ禍が深まるなか、楽しみにしていた富野由悠季の世界は無事巡回再開されるのでしょうか。

開催が困難であれば最悪、図録やグッズの通販だけでも対応頂ければ有り難いのですが。果たして・・・

 

 

*1:年齢詐称疑惑な案件ですが、小学生の頃にヤマトとサンダーバードゴジラウルトラマンにはまり、中学でエヴァを華麗にスルーしてしまったお陰で60年代生まれのオタク第一世代と見紛う環境が構築されていたのです。

*2:この時代に多用されていた音源という意味ではガンダム固有のものではないので半分はネタですけどね。

*3:注:筆者はゲーム発売当時に相当やり込んでいた。